FireFoxをEmacsに。KeySnailのすすめ4 テキスト入力編

2011.07.04kickbaseBrowser


KeySnailを使うことで、使用頻度が高い上ホームポジションから遠いEnterキーや上下左右キー、バックスペースキーに手を伸ばす必要がなくなります。また特に便利なキルリング機能の紹介をします。

本記事ではCtrlキーをC、AltキーをMと表記し、2ストロークキーバインドは半スペース区切りで表記しています。以下例です。

g:gキーを押す
R:Shiftを押しながらrキーを押す
C-v:Ctrlを押しながらvキーを押す
M-x:Altを押しながらxキーを押す
C-x n:Ctrlを押しながらxキーを押し、その後nキーを押す(2ストローク)
C-c C-e:Ctrlを押しながらcキーを押し、その後Ctrlを押しながらeキーを押す(2ストローク)

紹介しているキーバインドはデフォルトから変更している箇所があります。僕の初期設定ファイルをこちらで紹介しています。

01 : Edit mode Bindings
これぞEmacs!なキーバインドが目白押しです。特に移動系のコマンドをマスターすると、柔軟なテキスト入力を行えます。また編集系の作業では前後の文字削除が便利です。ホームポジションから手を動かさず入力を続けることができます。コピペ系の操作については、02.キルリングで詳しく紹介します。

▼移動系
C-a:行頭へ移動します
C-e:行末へ移動します
C-f:一文字右へ移動します
C-b:一文字左へ移動します
M-f:一単語右へ移動します
M-b:一単語左へ移動します
C-n:一行下へ移動します
C-p:一行上へ移動します
C-v:一画面分下へ移動します
M-v:一画面分上へ移動します
M-<:テキストエリア先頭へ移動します M->:テキストエリア末尾へ移動します

▼編集系
C-d:次の一文字を削除します(Delキーと同じ)
C-h:前の一文字を削除します(バックスペースキーと同じ)
M-u:次の一単語を全て大文字に (Upper case)します
M-l:次の一単語を全て小文字に (Lower case)します
M-c:次の一単語をキャピタライズ(単語の先頭を大文字化)します

▼コピペ系
C-k:カーソルから先を一行カット (Kill line)します
C-y:貼り付け (Yank)します
M-y:古いクリップボードの中身を順に貼り付け (Yank pop)します
C-M-y:以前にコピーしたテキスト一覧から選択して貼り付けします
C-w:選択中のテキストを切り取り (Kill region)します

02 : キルリング
KeySnailはクリップボードを複数持つことができ、一覧表示から選択して貼りつけたり、順次貼りつけたりすることが可能です。僕はKeySnailに出会う前はクリップボードユーティリティソフトを使用していましたが、KeySnailのおかげで卒業することができました。

▼「1行目」をコピー、「2行目」をコピー、「3行目」をコピーと、順次コピーします

▼C-M-yを押すと、以前にコピーしたテキスト一覧が表示されるのでそこから選択して貼付けができます

上記は一覧表示からの貼りつけ方法ですが、クリップボードの中身を順次切り替える方法もあります。

1.C-yで貼りつけを行う(本例では最後にコピーした「3行目」が貼りつけされます)
2.M-yを押し一つ前のクリップボードを呼び出します(「2行目」に切り替わります)
3.再度M-yを押すともう一つ前のクリップボードが呼び出されます(「1行目」に切り替わります)
4.以降M-yを押すごとにクリップボードの中身が表示されていきます(「3行目」→「2行目」→「1行目」→「3行目」→…)

▼実際に操作してみると分かりやすいと思います。テキストを順次コピーして、テキストエリアにキルリングで貼りつけてみましょう。

夏は
あつい
あついは
お風呂


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