FireFoxをEmacsに。KeySnailのすすめ3 WEBブラウジング編

2011.07.04kickbaseBrowser


KeySnailを使ってWEBブラウジングする上で、ポイントとなるキーバインドをピックアップしていきます。全てのキーバインドを参照するには、<F1> bを押してAll key bindingsページを表示してください。

本記事ではCtrlキーをC、AltキーをMと表記し、2ストロークキーバインドは半スペース区切りで表記しています。以下例です。

g:gキーを押す
R:Shiftを押しながらrキーを押す
C-v:Ctrlを押しながらvキーを押す
M-x:Altを押しながらxキーを押す
C-x n:Ctrlを押しながらxキーを押し、その後nキーを押す(2ストローク)
C-c C-e:Ctrlを押しながらcキーを押し、その後Ctrlを押しながらeキーを押す(2ストローク)

紹介しているキーバインドはデフォルトから変更している箇所があります。僕の初期設定ファイルをこちらで紹介しています。

01 : Special Keys
特殊なキーバインド。

C-g:キー入力のキャンセル等を行います。なんだか変だと思ったらC-gを連打です
C-q:このキーの後に続けて入力されたキーは Firefox に直接送られます。FireFoxのキーバインドとバッティングしている場合等で使用します
<F1>:任意のキーシーケンスに続けて入力すると、そのキーから始まるキーバインドが一覧表示されます
(例)C-x <F1>:C-xに続けて入力できるキーバインド一覧が表示されます

02 : Global Bindings
どのモードでも使用できるキーバインド。コピー&ペーストもEmacsコマンドになっているので、慣れるまで注意が必要です。

C-m:リターンコードを生成します。決定や改行に使用できます。Enterキーはホームポジションから遠いので、これは便利
C-x K:ウィンドウを閉じます
C-x n:ウィンドウを開きます
C-x C-c:Firefox を終了します
M-w:選択中のテキストをコピーします。(Ctrl+Cではないので注意)
C-s:インクリメンタル検索(現在のキャレットから下を検索します)
C-r:逆方向インクリメンタル検索(現在のキャレットから上を検索します)

03 : View mode Bindings
閲覧時のモードで使えるキーバインド。特にhjklを使用したvi風移動コマンドに慣れると便利。gやGもHome/Endキーまで手を伸ばす手間を省いてくれます。

j:一行スクロールダウン
k:一行スクロールアップ
l:ひとつ右のタブへ
h:ひとつ左のタブへ

C-v:一画面スクロールダウン
M-v:一画面分スクロールアップ
g:ページ先頭へ移動
G:ページ末尾へ移動
R:更新
B:戻る
F:進む
u c:閉じたタブリストを表示
u t:最後に閉じたタブを復元

04 : ロケーションバーからの検索エンジンをYahoo!に設定
FireFoxのデフォルト検索エンジンはGoogleですが、Googleの検索結果ページは検索窓にフォーカスが常に当たってしまうためキーバインドを奪ってしまいます。
(例)hキーを押してタブの切替をしている途中、Googleの検索結果ページでは検索窓に「h」と入力されてしまい左のタブに移動できない

これを避けるためにFireFoxの設定を変更し、ロケーションバーの検索エンジンはYahoo!、検索バーの検索エンジンはGoogleと使い分けをします。
設定の方法は以下の通り

1.ロケーションバーに「about:config」と入力し、C-mかEnterキーを押します
2.ページに動作保証対象外になります!と表示されるので、「最新の注意を払って使用する」ボタンをクリックします
3.フィルタ入力欄に、「keyword.URL」と入力します
4.値をダブルクリックして、「Yahoo:http://search.yahoo.co.jp/search?&ei=UTF-8&p=」と入力します
5.OKを押します。

これで設定は完了です。以下に検索の方法をまとめておきます。

▼Yahoo!で検索(普段はこちらを使用し、ブラウジング効率を優先させています)
1.C-t:新規タブを開きます
2.ロケーションバーにフォーカスが当たっているので、検索したいテキストを入力し、C-mかEnterキーを押します

▼Googleで検索
1.View modeでC-kで検索バーにフォーカス(Edit modeではカーソルから先1行カットになってしまうので注意)
2.検索したいテキストを入力し、C-mかEnterキーを押します

[ 2011.08.16加筆 ]
「Googleの検索結果ページで検索窓にフォーカスが常に当たってしまい、キーバインドが奪われてしまう問題」は、Googleの検索設定を変更することで解決することができました。検索設定画面のGoogle インスタント検索項目で、「Google インスタント検索を使用しない」にチェックを入れることでKeySnailのキーバインドを使用することができます。

05 : GmailではKeySnailを無効にする
Gmailの独自アクセスキーとKeySnailのキーバインドがバッティングしてしまうため、対策をしましょう。<F2>キーを押すことで、KeySnailのオン・オフを切り替えることができますが、毎回入力するのは手間です。そこで、URL 正規表現指定による自動サスペンド機能を使用しましょう。正規表現が使用できるので便利ですね。

初期設定ファイル(Black list)

hook.addToHook("LocationChange", function (aNsURI) {
    var URL = aNsURI ? aNsURI.spec : null;
    key.suspendWhenMatched(URL, key.blackList);
});

//GmailではKeySnailを自動的にオフにする(正規表現で指定)
key.blackList = [
    'https://mail.google.com/.*'
];

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