祖父母の身長は孫に隔世遺伝する?

祖父母の身長は孫に隔世遺伝する?

子供の身長があんまり伸びず、自分自身も身長が低いと「遺伝してしまったのかな・・・」となんだか申し訳ない気持ちになってしまうことがありますよね。我が家も両親とも平均身長よりも低いので、娘もあまり大きくなれないのかと今から心配です。確かに、身長も遺伝的な要素を持ちます。しかし、必ずしも両親からの遺伝とは限らず、隔世遺伝をしている場合もあるのです。

 

隔世遺伝とは、祖父母の遺伝的な要素が孫に遺伝することをいいます。その場合、子である両親には遺伝しておらず、両親を飛び越えて孫である子供にだけ遺伝的な要素が現れることがあります。

 

遺伝による身長への影響はおよそ25%といわれており、その中でも両親からの遺伝よりも祖父母からの隔世遺伝のほうが割合は高いといわれています。そのため、もしお子さんの身長が伸び悩んでいても必ずしもお母さんやお父さんに似たとは限らず、おじいちゃん、おばあちゃんに似た可能性も高いということです。逆を返せば、お母さん、お父さんの身長が低くてもおじいちゃん、おばあちゃんが高身長ならば、隔世遺伝してお子さんが高身長になる可能性だってあるということになります。

 

ただし、遺伝が身長に及ぼす影響はあくまでも2、3割程度、実際に多く身長に影響を与えているのは食生活や生活習慣など遺伝以外の要素だということになります。その証拠に、日本人の平均身長は戦後から現在までで10cmほど伸びています。その理由は、戦後は身長を伸ばすために欠かせないたんぱく質やミネラルを食事から摂取することが難しく、身長が伸びなかったせいであると考えられています。栄養豊富な食品があふれている現在は、充分な栄養を摂ってさえいれば、たとえ両親の身長が低くてもその子供が高身長になることも夢ではありません。

 

たんぱく質やアミノ酸、ミネラルなど身体の成長に欠かせない栄養素を食事やサプリメントから充分に取り入れ、普段から姿勢や歩き方、座り方に気をつけてあげれば、お子さんの身長を伸ばすことが出来るかもしれません。遺伝だからと諦めず、お子さんと一緒に努力してみてくださいね。